焼却炉の解体工事には、ダイオキシン対策工事が必要です。

ダイオキシン類は、がん、生殖機能の異常など、様々な健康被害を引き起こす可能性が指摘されている有害な物質です。主に廃棄物の焼却や金属精錬炉、自動車の排ガス、たばこの煙などから発生します。

中でも廃棄物の焼却施設は、ダイオキシン類の汚染の可能性が非常に高い場所です。

焼却炉などでは、法令で適切なダイオキシン対策が求められており、焼却炉の解体をお考えの際には、適切なダイオキシン対策工事を実施する必要があります。


清掃・メンテナンスの前には、ダイオキシン類濃度調査を!

2001年に「廃棄物焼却炉施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱(以下、ダイオキシン類ばく露防止対策要綱)」が施工されたことにより、焼却炉内の灰出しや清掃作業・点検時は、作業場内の空気中のダイオキシン類濃度のレベルに応じて、適正な防護服の選定や作業後の汚染除去などを徹底しながら遂行していくこと必要となりました。

焼却炉内や集じん機などの内部で行なう、灰出しや清掃作業・点検などの維持管理。これらの業務も、適切なダイオキシン類対策が実施できる実績と経験が重要になってきます。焼却炉の清掃やメンテナンスもダイオキシン対策を適切に行う専門事業者に依頼するのが安心です。


焼却施設の解体工事ポイント

1999年、「ダイオキシン類対策特別措置法」により、排出規制値の基準に満たない既設の焼却施設は、運転方法の改善や改修工事を行なうか、解体・建替えを迫られることになりました。廃棄物などを焼却する施設の解体工事の際は、同上のダイオキシン類ばく露防止対策要綱に従い、ダイオキシン類による曝露防止措置が必要です。

ダイオキシン除染対策

解体時には、周辺環境へのダイオキシン類の飛散防止や、解体作業員のダイオキシン曝露防止を徹底し、解体工事に先行してダイオキシンの除染を行ないます。

アスベスト除染対策

廃棄物焼却施設は、断熱材や壁、屋根にアスベストが使用されており、アスベスト除去に関する対策を含め、法規制に従い入念な解体フローを構築が必要です。


解体作業に伴うダイオキシンばく露防止対策は、事業者が担う基本措置

以下、「廃棄物焼却炉施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱」に従い、焼却施設解体にあたって、事業者がすべき基本的措置です。

  • 所轄労働基準監督署長あて計画の届出
  • 汚染物のサンプリング調査、実施
  • 空気中のダイオキシン類の濃度の測定
  • 調査・測定結果に基づく解体方法の決定・使用する保護具の選定
  • 特別教育の実施
  • 作業指揮者の選任
  • 汚染物の除去、作業場所の分離
  • 発散源の湿潤化
  • 排気、排水及び解体廃棄物の処理方法の適正化

大規模施設の実績も豊富なエコ・テック

有害物質の除去を踏まえた解体計画においては、事前の調査作業が非常に重要で、制度の高さによってコストやスケジュールも大きく変わってきます。エコ・テックでは、官公庁含む大規模施設の実績も豊富で、必要作業の選別や各種手続き、アスベスト対策・ダイオキシン対策にも精通しています。まずは、一度ご状況についてご相談ください。


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